ラストサムライ　見ました

それは昨日のこと。早めに仕事が終わったので駅とは反対側にある本屋へ買い物に行きました。その帰りいつもはラストサムライのポスターが張ってあった場所にロードオブザリングのポスターが…
「あ、もしかして今日で最終日？！」
あわててダンナに夕飯作りをパスさせてもらって（鬼…）映画館のあるデパートへ直行しました。最終日の最終上映、ラストづくしです（笑）

以下ネタバレ感想…

アメリカ映画とは思えないほど明治の日本がよく描けていたと思います。そりゃあ細かい所見れば微妙に考証が間違っていたりとか（食事をみんなでちゃぶ台で食べているけどあれは昭和になってからの物なので…とか。でも日本のTV時代劇も江戸時代なのに酒場でフツーにテーブル出しているからおあいこ^^;）向こうの東洋に対する理想がちょっと入っているかなとか思いましたが悪くは無かったです。

お話としてはタイトルからして主人公側が全滅する雰囲気まんまんだったので（でも主人公は何故か生き残っちゃいますが^^;）ある意味彼らの滅び行く様を見守る気分で、始終寂しさを感じながら見ました。

気に入った登場人物は勝元（渡辺謙）でも氏尾（真田広之）でもなく、村で主人公を監視（？）していたおじいさんでした。死なないでほしかったなぁ…

それにしても合戦シーンが見ていて痛い…偽善者と言われてもいいよ…チャンバラ的爽快感より殺し合いシーンという感じが強くて…だからこそ「武士道は死ぬことと見つけたり」であり「軽々しく死なない」のが大切であり、小さな子供の言う「死なないで…帰ってきて…」が本音なんだろうけど。
あと主人公の悪夢に出てくるインディアン虐殺の思い出が…（泣）本当に夢に出そうなシーンでした。
（戦争の場面なんだから爽快感あったらダメだとは思うけど）

個人的な評価としてはハマるというほどではないけど人から感想を聞かれたら「うん、良かったよ」と答えられる、そんな映画。
傑作と呼んで良いかはわからないけど良作だと思います。ムック本買おうかな…（パンフ買えなかったし(^^;)）

しょーもないツッコミ（笑）
勝元、なんであんなに英語ペラペラなの？元政府高官だからか？